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48)  読者からのお便りに答えて2

 こんにちは、エクアドルさん。1年くらいJ−POP批評見てますが
 初めてメールします。今年も頑張って批評してください。
 頑張りすぎに注意。いつか、刺されます。

 そうそう、J習字の横山豊蘭は名古屋人です。
 かれは名古屋芸術大学という2流大をでてます。
 そして、ホウランはなんでも書道界では期待の新星で
 
古典もこなし独自の世界観を持った凄い奴らしい。
 なんだか凄いんですよ。そんで、4年くらい前の
 パルコ主催のアーバナートとかいうふざけたコンペで
 大賞とってます。ホウランさんはエクアドルさんも
 大好きなJラップの方々とコラボレートなんかして
 MCが「アーハッ!」とかいうのに合わせて
 水森アドのごとくガラスに書を書いています。
 それは壮絶なものがあります。
 多分、東京の方のクラブなんぞで書いているので
 見に行ってみたらどうですか?

 Jラップは楽しいですね。私も大好きです。
 しかし、テレビなどのメディアにでている方も
 面白いですが、もっと面白いのは素人というか
 プロを目指している方々です。
 
私は付き合いでクラブなるものにタマに行きます。
 
私の友人がDJというハカリ知れないほどオシャレな
 事をしているためです。友人はヒップホッペ、ソウル
 などを主にしたイベントを催すのでラッパーグループの
 ような人たちがライブをします。
 そうとう面白いです。アクション、見た目、歌詞のテンパリ
 具合、どれをとってもS級!何組か見たのですが
 
はずれなし。最近で一番は、MC ゴリアテ。一瞬、ラピュタを
 想い浮かべたのは私だけではなかったはず。
 
見た目もごつく、凄い声で魚市場の競りのようでした。
 絶対に何かのヒップホップイベントに行ってください。
 
見る価値有り!高校生とかの主催なら期待大!
 どうしても伝えたくて長々スミマセン。

 それでは、今後もサマザマな方面で頑張ってください。

カトウマリコ様(名前出していいの?)有り難うございます。実はこのメールは前回のネタ(「Jの話題も旬を過ぎたな」)をUPする前に来たものだ。このコラムのネタは何ら体系だっておらず、成り行きのままに気まぐれのままにいろいろ調べたりしてJ書だのJラップだのについて書いているのだが、それなのにここまでちゃんと反応してくれるのはすごいことだと思う。私よりいろいろなことに詳しいのではないだろうか。
 ヒップホップイベント、是非観に行ってみたいがああいうイベントは服装とかTPOがありそうでコワイ。あと、最年長の客になりそうでコワイ。20年近く前、ニューウェーブ系のライブとか、服装で浮いてしまいそうで恐くていけなかったな。マニアックな輸入盤専門店にはよく行ったが店員とかやたらクールに気取ってて恐かったよ(ただの店員のくせに!)。いまは近所の丸井中野店のレコード屋とかTSUTAYAとかでしか買わないから気が楽だ。スウェット&寝癖頭(つまり、起きたそのまま状態)のままいけちゃうよ。
 むしろ、J書+テクノみたいなイベントの方がTPO確立してなくて行きやすそうだね。ダサイ格好で行っても誰にも怒られなさそうだね。
 誰か「J」を統括するイベントやってくんないかな。例えば高嶋ちさ子+マスノ浩一+横山豊蘭。高嶋ちさ子のバイオリン演奏をバックにマスノ浩一氏が自作の短歌を朗読!その短歌を横山豊蘭氏がアクリルガラスにリアルタイムで書き殴る!これ、果 たして面白いのかな。でも、個人的にはちょっと観てみたい。コントコーナーとかあって演劇関係者の登場があってもいいけど、そこに出演を許されるのは残念ながら我々ではないのね。我々は「J」じゃないから。毛皮族でも出しとけ!よく知らないけど。
 「いつか刺されます」心配ご無用。それほど非道いこと書いてないよ。京都茂山家の狂言師達がこの俺なんかを刺しに来るわけないじゃん。でも、刺しに来た人が人間国宝のおじいちゃんだったら少し刺されてみたいって気もしないではないね。どっちにしろ私に辿り着く前に彼らが刺すべき人間が50人ぐらいいるだろうから大丈夫だと思う。私のようなこと書いてる人いっぱいいると思うし、っていうか特に「J」に関してはみんなが普通 に思ってることを書いてるだけだし。文化状況に無頓着な人間達の集まりである演劇という世界の中では目立つだけで。
 でも、適度な有名人に限って自分の名前でヤフー検索とかするからコワイ。そして適度な有名人なので、このサイトが引っかかったりするからコワイ。マスノ浩一氏がコンタクトを取ってきたのもそのせいだ。だから、今回は名字カタカナ書きだ(ビビってんじゃん!)。こないだメールを送ってきたのはなんとJ文学のセイノ栄一氏だ。マスノ氏はメールの公開を快く承諾してくれたが、セイノ氏に関しては返事の返事が来ないので、内容をここで公開できない(じゃあ、冒頭のメール公開は何なんだって言われそうだが、文章のプロは、自分の文章は一字何円とか計算していたりして権利問題に敏感なのでコワイのです。はい、確かに素人差別 しています。)。
 そのメールによるとどうもJ文学のセイノ氏は私と同学年生らしい。つまり、1982年度福島県立福島高校入学の450名に入ってるらしい。恐ろしい偶然だ。しかし、清野という名前の人と同じクラスになった記憶がないので、同級生ではないようだ。だから向こうも私のことを知らないだろう。私は小学時代も中学時代も大学時代も「学校の友達」とういのがそれなりにいたが、高校時代だけいない。修学旅行にも参考書を持っていくガリ勉で、その割りには勉強がたいして出来なかったのでいついじめの標的にされてもおかしくない状況だった。だから、存在感を出来るだけ消すことを心掛けていた(目立つ行動をとると、空気を読んでいないのが発覚していじめたい気分に拍車をかける)。部活もやってない。でも、一学年450人と言っても一クラス45人で2回組替えがあったりしたし、基本的に学年の一体感の強い校風(それがまたイヤだった)だったので、知り合いの知り合いぐらいには引っかかってきそうだ。あと、世界史の先生が同じだったり廊下ですれ違ったりぐらいはあったんだろうね。
 よくあんなバースデイ・パーティの輸入盤も売ってないところからサブカル・アイドルになれたね。拍手を送ります。
 ところで個人的にすごい偶然すごい偶然とかいって騒いでるけど、ゴキブリコンビナートとセイノ氏両方に興味がある人って世の中にいないよね。読者にとってはどうでもいいことで盛り上がってごめんなさい。


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